広く浅くで大惨事

ジャニーズとお笑いと特撮とプロレスの4ジャンルを兼任していたらこんなことになりました

「なにわ男子 First Live Tour 2019-2020~なにわと一緒に#アオハルしよ?~」 から見えた関西ジャニーズJr.という文化

1/4になにわ男子のコンサートに行ってきました!

思えば関ジュ関係の感想を全く残すこともなくぬるっと正門さんを掛け持ちしてはや3年ほどになるのですが、Aぇのコンサートと両方に行って関西ジャニーズJr.への考察が一層深まったので、正月休み最後にTwitterの感想を記録として貼り付けておこうと思います。

 

 

 以前から言及しているのですが、私には「当選した時点でどのあたりの席か視える」という特殊能力があります。今回はまったく視えなかったので、私もチケットを当ててくれた会社の同期(昨年のあけおめで道枝くんに沼堕ちしたキスマイ藤ヶ谷担)もまさかこんな席が来ると思ってなくて驚きました。こんなことになるなら開演5分前に席に着くなんてことしてない!

 

 なにわちゃんがこれまでに関ジュであまりやってこなかったJUMPの曲と嵐の曲を多用しており序盤は完全に新規グループのコンサートに来た気分でいたのですが、すぐにDial upが始まって「あっこれ関ジュやった!」と我に返りました。」

今回ラッキーなことにメンステ4列目だったので間近で全員のダンスを見れたのですが、ダンススキルを強調する場面がところどころにあって驚きました。

BANGER NIGHTを原曲の振りのまま踊っていたり、オリジナル曲にガシガシ踊るものを持ってくることにも非常に好感を持ちました。

 

 

 上記のツイートに補足すると、私はなにわ男子が「さわやか路線」を打ち出したから今回の大量の新規顧客獲得につながったとは言い切れないと思っています。

私が常々Twitterで詳細をぼかしながら語っていることですが(死ぬほどデリケートな話なので詳細に考察を書く勇気が出ない)、関ジュの露出具合は東京のジャニーズと異なり、「吉本と松竹のライバル関係」や最近は「維新の会(もとい橋下さん)とエンタメとのつながり」などと密接に関わっています。このあたりの話をするならやしきたかじんさんの影響についてから始めないといけないのですが……。

いまの大々的なプッシュは、万博を前にして従来の制限がなくなり、関ジュを大々的に露出させられる条件が整ったからだと考えています。

つまり関ジュを取り巻く変化をいちはやく察知した大倉くんや横山くんが、「初心者がとっつきやすいなにわ男子」と「従来の関ジュ文化を継承するAぇ group」という二種類のグループをシンメ的に配置することにより、関ジュという混沌とした芳醇な文化を二つの切り口からすっきり見せることに成功し、結果として幅広い層に支持されるようになったのではないでしょうか。

ちなみにスノストもvsと銘打っているけれどやっていることは同じではないかと考えています。ジャニヲタ向けにはシンメだけど、プロレスとして考えるならベビーフェイスとヒールの構造ですし。

 

加えて「両方をセットで見ることに意義がある」なんて軽々しくツイートしてしまったけれど、実際のところAぇはもっぱら単独でコンサートをしているので他G担は気軽には見れない。ましてはプラチナチケットですし。

なので関ジュが持つ異なる側面を成長させた各グループを相対的に見れるように設けられたのが、念願の京セラ魂だと思います!

 

いわば関ジュという文化をまるっと味わえるライブになると思うので、ぜひとも配信でも多くの方に見てほしいなと思います!!!

 

なにわとAぇはもちろんですが、両方のコンサートにバックとしてついていたりとかんちゃんに、それぞれから関ジュの文化が再度注がれている感じがしてとてもゾクゾクします。

ただ一点だけ懸念点を挙げるなら以下のことですね。

 関ジュ担が「半年ROMれ」的なマインドを持っているのは承知の上なんだけど、せっかくのチャンスなのでどなたかが初心者向けにコール解説ブログを書いてくださることを切に願います。なぜなら私もいまだうろ覚えだからだよ!!!

という訳で、これからまだまだ面白くなりそうな関ジュという文化をこれからも楽しんで観察していこうと思います。