広く浅くで大惨事

ジャニーズとお笑いと特撮とプロレスの4ジャンルを兼任していたらこんなことになりました

ジャニヲタが関西企業に就活してみた

私は関西の企業に絞って就活したのですが、参考書やまとめサイトに載っている「東京の大手」対策とはまた違ったクセがあるなと感じました。

案外そういうクセの強い関西企業向けの就活記事ってないなと思ったので、去年就活してみて感じたこと、今年関西企業に就職したい人向けのアドバイスを備忘録がてら書いてみます。あくまでもプラスアルファ要素として書くので就活の基礎についてはキャリアセンターとかに聞いてね!

 

先に言っておきます。便乗商法です。

takoyakitabetai.hatenablog.com

 

 

当方スペック:ゴリゴリの大阪人。一応帰国子女&派遣留学経験あり。

 

①関西に本社を置く伝統的な企業=古風と心得よ

まず理解しておいてほしいのはこれ!!!!!

関西に本社がある会社は伝統のある会社が多いです。つまり今やってるビジネスが革新的なものであっても社風は昔かたぎのところが多い。

私はその人情的なところが肌に合うなと思ったのと、どポンコツなので長い目で育ててくれるところじゃないとやっていけないと思ったので関西企業に絞って就活をしました。

あと就活したなかで一番コッテコテの社風だった会社の面接で「なんで関西の会社ばっかり受けてるん?」ってゴリゴリの関西人のおっちゃん面接官に聞かれたときに「私っていかにも関西人って感じなので東京の会社で受け入れられる自信がなくて」と言ったら「あー!ほんまやな!君は関西の会社に向いてるわ!」って言われたので、この会社に言われてるなら間違いないな!!!と思ったからです。

会社の人と飲みに行くのなんてやってられねー!割り切って実力主義で仕事したい!という人はこのゾーンをメインターゲットにしちゃうとしんどいです。

あとこのゾーンの会社は若い人を取り入れるために企業ブランドをイメチェンしていることがあので、親御さんにその会社の印象を聞いてみると自分が思っているのとはまったく違った会社像が浮かんでくることがあります。これ関西の企業受けるなら重要!

 

②今のうちに切手・透明なクリアファイル・大型封筒をストックしておこう

関西に本社を置く会社は伝統的=就活のスタイルも古風なところがある!

というわけでいまだに履歴書を手書きで記入し、郵送することを求める会社があります。いざ履歴書を出すときに上記のセットがなかったら本当に焦るので今のうちにストックしておきましょう。特に大型封筒はコンビニにないことがあるので注意。

あと郵送するときは送り状をつけないといけないのだがその辺はググってくれ。

 

③関西企業の就活は短期決戦!

テニミュではない。

一般的には6/1に面接解禁とか言ってますけどこの関西帝国では通用せんよ!

私が受けた会社はだいたい3月頭に会社説明会、2.3週目にES締め切り、月末にGD、5月末に最終面接でした。

解禁してからは休む暇がないと思ってください。逆に東京の大手狙いの方は5月は暇です。

 

④自分がJr.だったらどのラインにいるか見極めて会社を選ぼう

上記ブログのmoeさんは「大手は捨てろ」とおっしゃっていました。

関西で下手にそれをやると今度は技術力の高い中小企業ばかり狙いたくなる病が発症するんですが、中小は募集人数が少ないので結局大手と倍率がそんなに変わらないという落とし穴にハマります。

なので就活の序盤で自分がどの立ち位置にいるか判断し、自分をとってくれそうなラインを見極めて就活することが大事です。

私は

京大・阪大レベルには達していない→Jr.でいうところのTOPやメインには行けない

帰国子女とはいえ海外在住歴2年なのでネイティブではない。とはいえ派遣留学に行っていたのはプラスになるはず(関西人は英語できる人に弱い気がする)

ということを勘案して関ジュでいうところの2・3列目ポジション、関東でいうところのLove-tuneラインと判断して就活しました。強気すぎて浪人するところだったけど……。

だから例えば関西企業であってもパナソニックはまあ箸にも棒にも掛からぬ!って感じだったよね!

 

⑤一般職に気をつけろ

関西の女子就活生の中には「関西から出たくない!ぜったいに転勤嫌!」という人が割と多くてびっくりしたのですが、四年制大学の女子がうかつに関西企業の一般職を受けるのは危険です。

なぜなら関西企業の一般職は女子大の中で推薦が出た人にしか案内が来ないことがあるからです。

この危険性には総合職にも通じます。

ジャニーズに例えるなら、事務所のスペオキと対等に戦う術を考えないといけないのです。私の場合は海外経験でした。

 

志望企業を自担と思いこめ

もちろんしっかりとした志望動機や企業分析がないと受からないのですが、それに加えて関西企業は熱意に弱いと思います。

なので私は第一志望の会社を自担と思い込むようにし、会社説明会では最前死守、終わったあとの質問コーナーでは芸能リポーターのように適格な質問を心掛け、説明会が終わったあとは出待ちのように人事を捕まえて独自情報を聞き出す、ということをしていました。

ただしこれをしたからといえど落ちるときはあっさり落ちるのでメンタルを強く持つことが大事ですし一社に絞りすぎないように兼ヲタの心意気でいてください。

 

梅田・中之島エリアに気をつけろ

オタクやってると梅田地下街の迷宮っぷりはわかっていただけると思うのですが、慣れるまでは本当に大変なので時間に余裕をもって行動してください。

特に梅田エリアではスカイビル、ブリーゼブリーゼ、リッツカールトン (VIPライナーの乗車地)

中之島エリアではフェスティバルタワーに注意してください。

フェスティバルタワーは梅田から歩くにしても京阪の中之島線に乗るとしても時間が意外とかかります。

あといろんな企業が集中しすぎてエレベーター待ちの列が長い!!!

加えてジャニヲタとなるとどうしてもコンサート会場へのアクセスを考えてしまうと思うのですが、私の実感としてはやはり梅田もしくはなんばに行きやすいと良いと思いました。城ホも京セラドームもJRと地下鉄が通っているので、JRと地下鉄が通ってる立地が良いと思います。

あえて穴場をあげるなら、関西テレビのある扇町は現場へのアクセスが良いし(JR環状線堺筋線が通っています)、飲み屋街があるので、あのあたりにある優良中小企業を探してみるのも面白いかもしれません。

 

というわけで関西企業向け就活論でした。あくまでも参考までに。

私は第一志望の会社に内定をもらえたのでみんなよりも就活が楽だったと思うのですが、それでも二度とやりたくないと思っています。関西企業への就活はそれくらい濃いです!

短期決戦の関西企業への就活を悔いなく終えられるようにお祈りしております!