可愛いものは嫌いだったはずなのに
『Chau# / 我 I Need You』を聴いた私の感想「こんなはずじゃなかった」
Amazonではフラゲできないということなどド新規の私が知るはずもなく、昨日ようやく手に入れることができました。私がファンになってからJUMPが出す初めてのCD*1です。
Chau#/我 I Need You 【初回限定盤】(DVD付)
- アーティスト: Hey! Say! JUMP
- 出版社/メーカー: ジェイ・ストーム
- 発売日: 2015/04/29
- メディア: CD
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今回のCD購入を後押ししたのはChau♯の製作布陣でした。
こちらのブログに書かれている通り、作詞家の方も作曲家の方も特撮ソングでとても有名なんです。
岩崎貴文さんといえばジャニオタの方からすれば『ええじゃないか』『ズンドコパラダイス』の印象が強いかもしれませんが、特撮界では魔法戦隊マジレンジャーの作曲・歌唱の方。
岩崎さんお得意のキャッチーなメロディもご本人の透き通る歌声も大好きなので、「Chau♯のデモテープはどこで聴けますか」と真顔で考えてしまいます。
そして作曲の藤林聖子さんは歴代特撮主題歌の作詞をほとんど手がけていらっしゃるので好きな歌詞を挙げればきりがないのですが、特にこの2つは大のお気に入りでカラオケでもめちゃくちゃ歌っています。
そのためChau♯がいったいどんな曲になっているか楽しみで仕方なかったんです。当初は『サクラ咲ケ』のような春の応援ソングだと予想していました。
ところが。
JUMP「Everybody Jump! Jump! Jump!ハジけ飛んでっChau#」
私「!?!?!?!?」
アーモンドキャラメルポップコーンのCMから聴こえてきたメロディは、とんでもない可愛さを振りまいていました。
私は可愛いものが苦手です。
幼い頃から特撮や格闘技などの格好良いものを愛し、服装も似合わないから着ていないだけで本当はボーイッシュなものが大好き。一時期CHOKi CHOKi*2を買っていたくらいです。
パステルもフリルもサンリオもディズニーも、さらに言うと女子アイドル*3も避けて生きていました。特に理由はないのですが見るたびになんとなく抵抗を覚えてしまうのです。
ですから最初は参りました。曲も歌詞もとっても楽しい。でも正直ちょっと苦手だな……と。
ですがラジオで音源が公開され、少クラでパフォーマンスが披露され、そしてCDを手に入れた今、私はその抵抗感を持つことを諦めてしまいました。
だってJUMPが可愛すぎるからね!!!!!
JUMPにあの可愛らしい世界感がぴったりと当てはまっていて、疑問を抱く余地が一切ないのです。そしてJUMP本人もファンの方も仰っていますが、全員が本心から全力で可愛いという魅力を爆発させています。こんなにちっぽけな私がそれに抗えるはずがありませんでした。
今となっては少プレとMVを何度も見返し、その度に「ひぎぃぃぃぃ」「可愛い…可愛い…」と亡霊のように呟いています。
Mステも最高画質で録画しましたし、今現在もCDを聴きながら記事を書いています。
まさか私がChau♯という、そしてJUMPという可愛さの餌食になってしまうとは。こんなはずじゃなかったのに。
JUMPは、人間の趣味嗜好さえも変えてしまう。
「これがHey!Say!JUMPなのか……」とその力の強大さに慄くと同時に、それすら可愛く思えてしまう自分がいて、己の翻弄されっぷりに笑うことしかできないのでした。