広く浅くで大惨事

ジャニーズとお笑いと特撮とプロレスの4ジャンルを兼任していたらこんなことになりました

24時間テレビの関西ローカル企画について

しがない関西人の戯言です。

今回の24時間テレビ、本当に本当に楽しみで仕方ないし、番組内でチャレンジをされる方々がベストをつくせることを願っております。

しかし、日曜の昼にやる関西のローカル企画に対して、Twitterを見る限り不満の声が挙がっているということにモヤモヤしております。

もちろんあの時間に関東でやる企画のことを考えたらリアルタイムで見たいのは理解できるし、自担の企画が被っていたら私も嫌だなと思っていたかもしれません。そもそもローカル企画を本編とは別の日に放送すれば誰も文句を言わずにすんだとは思うのですが。

それでも関西ローカル企画を応援したくなるのは、今年の担当が清水健アナウンサーだからです。

清水アナ、通称しみけんさんは夕方の情報番組司会をされている人気キャスターです。関東で言うところのevery.の時間帯です。ちなみにですが、中間淳太さんがJr.時代にコメンテーターをされていたのもこの番組です。

しみけんさんは今年の頭に奥様を癌で亡くされました。

当時お子さんはまだ生後3ヶ月でした。

しみけんさんは番組を数日休まれましたが、すぐに復帰されました。

復帰したとき、一視聴者である私でさえ大きなショックだったのだから、当のご本人はどれだけ辛かっただろうなと思ったのを記憶しています。

 

先日のten.で今回の24時間テレビの関西ローカル企画がしみけんさんが奥様を亡くされたことと絡めた内容であるという発表がありました。

予告を見ただけで泣きそうになりました。

しみけんさんという関西の有名キャスターがご自身の辛い経験についてどう伝えられるのかは、私にはまだ予想がつきません。

しかし、関東の企画をやらないことに不満をお持ちの方が、これをご覧になって考えを変えてくださることを願っております。

 

 

 

最近真面目な話が続いて申し訳ないのですが、どうしても知っていただきたかったので筆を取らせていただきました。

日曜の関西ローカル企画、私も必ず見ようと思います。

 

 

JUMPing CARnivalで私が叫んだ理由とバンギャルちゃんの挑戦

今週のお題「読書の夏」

 

Hey!Say!JUMPのコンサート、「JUMPing CARnival」の大阪公演に参加してきました。最高の夏を経験させてもらいました。本来はレポを書こうと思っていたのですが、今回は大阪公演のラストである8月2日2部で私がいったい何をし、どうしてそうなったのかについてお伝えさせてください。

先にお断りしておきますが、ここから先には漫画「バンギャルちゃんの挑戦」およびコンサートのセトリに関するネタバレがあります。内容は今まで書いたブログの中で一番重いものになっています。

万が一なにか不具合がありましたら、遠慮なくコメントまたはTwitterへのリプライをお願いいたします。

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兼オタの夏が始まる

今週のお題「夏支度」

かねがねから公言している通り、私は複数のジャンルを掛け持ちしている兼任オタク、通称兼オタというやつである。「オタク」であると自認しているジャンルはジャニーズ(特にHey!Say!JUMP)、お笑い、そして特撮の3つである。とはいえオタクまではいかないが好きなジャンルが他にも多数あり、掛け持ちのしすぎで首が回らなくなっているのだ。

1. Hey!Say!JUMP 

JUMP担というものになって半年、ついにやってきたコンサートのお知らせ。振り込め用紙にパニックになったが、ありがたいことに友人やフォロワーさんに助けていただきなんとか申し込みをすることができた。理由はあとで述べるが、私には残り時間が少ないためコンサートをどうしても見ておきたかったのだ。結果は2公演当選。歓喜の私。だがチケットを見ても座席の種類が理解できない。スタンドとアリーナはまだわかる。だがメンステとバクステとはなんぞや。慌てて友人に尋ね、解説をしてもらった。ほっとしたのもつかの間、「双眼鏡は使わないの?」と言う友人。お笑いで双眼鏡なんて使わないし、そんなものが必要なほど大きな劇場にはあまり行っていないのでその発想はなかったのだ。ちなみにだが、私が今までで参加したライブで一番小さかったステージはシダックスのパーティフロアである。ジャニーズとの市場規模の違いを思い知らされた。

さらに大変なのが24時間テレビだ。おそらくこのブログをご覧になっている方は重々承知していると思うが、Hey!Say!JUMPの24時間テレビパーソナリティ就任が決まった。そのためワイドショーや番宣なども含め、徐々にテレビや雑誌への露出が増えてきている。私はジャニーズ以外のジャンルのオタク歴は長いので録画や情報収集には慣れていた。しかしジャニーズではその数があまりにも多すぎるのだ。最大手ジャンルを舐めていたつけが回ってきそうで、まだJUMP担になって半年も経っていない私ははてなブログに書かれた24時間テレビの記事を読んで慄いている。

moarh.hatenablog.jp 

ちなみにだが、多くのジャニオタさんが仰っている「深夜のしゃべくりは寝る」という方法を私は使えない。なぜなら私はお笑いオタクでもあり、深夜のしゃべくりに好きな芸人さんが出る可能性が高いからだ*1。 

 

2. お笑い

反対に大誤算だったのがお笑いだ。芸人さんの中には夏に「単独ライブ」という、ミュージシャンでいうところのワンマンライブをする方が多い。去年は自分のスケジュールがことごとく合わず、御茶ノ水男子の二年ぶりの単独ライブに参加できないという辛酸を舐める結果となった。私は今年は必ず遠征して観劇すると心に誓っていたので、いつ単独ライブが来ても良いように*2他のライブは入れないでいた。ところがいざスケジュールをあけると8/29とよりによって絶対に行けない日と重なり、さらに御茶ノ水男子がこれをもって長らく活動してきた無限大ホールから去るということも発表された。という訳で今はお笑いの現場が全くない状態で、亡霊のようになっている。そしてランパンプスの単独にも行けない。

 

3. テレビ(お笑い、特撮、ジャニーズ)

JUMPのコンサートまであと一月ほどあるし、お笑いライブにも行かないとなると捗るのがテレビ観賞である。ところが兼オタをしていると録画する量も半端ではなく、その上ジャニーズにはまってしまったので全てを消化しきれない状況にある。「続きが気になるもの」を優先的に見るので、ワールドトリガー仮面ライダードライブ(先週の放送で泣いた)、牙狼などのストーリー性の強いものは比較的追いつけているのだが、ガムシャラや少年倶楽部ともなると途中までしか見れない。最終的には外出時にネット動画で見る始末で録画した意味がなくなってしまう。また、上記の特撮作品は1クールものではなく複数のクールにまたがるため、24時間テレビ関連で録画が増える今後においても引き続き録画をしなければならならず頭を悩ませている。私の好きな若手芸人さんはあまりテレビに出ないので意外とお笑い番組を録画することは少ないのだが、夏は特番も多くあるので例外だ。今朝飛び込んできた「薮様、ニノさんの偉人企画に出演決定」というニュースを見て芸人さんと薮様の思わぬ形での共演に心を躍らせている。あの企画は偉人がひな壇にならんでトークをするというもので、若手芸人さんが偉人の「中の人」をしているからだ。

 

4. ケイオスドラゴン

間違いなく今一番のめりこんで大惨事を引き起こしているのがこれだ。説明がややこしいのだがザックリ言うと、「そうそうたる作家陣が行ったTRPGを元にしてつくられたアニメやゲーム」である。

chaosdragon.jp

私は去年購入した「仮面ライダー鎧武ザ・ガイド」という仮面ライダー鎧武のオフィシャル本でこのプロジェクトを知って原作本を読み、アニメ化と携帯ゲーム化されるのを大変楽しみにしていた。鎧武の脚本を担当された虚淵さんが参加されているこの作品は間違いなく面白くなると思っていたからだ。

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一ジャンルから他のジャンルに足を突っ込むあたりがミーハーらしいのだが、いざ携帯ゲーム版の「混沌戦争」始めてみると、ゲームに疎い私でも楽しく、暇さえあれば続けてしまう。ようやく序盤を終えたばかりなので、これからの展開が気になって仕方ない。つまりは時間をとても食われている。

 

5. ドラゴンゲート

私がジャニーズにはまる前から好きだったのがドラゴンゲートというプロレス団体である。プロレスは興行の数が多く時間も長いため兼オタの私には追いかけきれないと思い、この沼にはまる事を断念していた。そのため情報収集をあまりせず、気が向いたら試合を見に行く程度にとどめていた。ところが。

リコシェが帰ってきた。

リコシェ選手は私がドラゴンゲートを好きになったきっかけとなった一人で、私は彼のダイナミックで美しい技ををいつか生で見てみたいと思っていたのだが、ここしばらくはドラゴンゲートを離れて祖国アメリカで活動していたため叶わなかった。

ところが、他の選手のTwitterを見るまで全く気づかなかったのだが、彼はいつの間にか日本に帰ってきていたのだ。

そうとなればぜひとも見たい。正直私のスケジュールはパンパンであるが、意欲はガンガンにかきたてられている。

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とりあえず思いつく限りは列挙してみたが、これ以外にも友達にお誘いいただいて少年たちに行くし、大好きな竹内佐千子先生の新刊が出るしでつねにテンションはMAXだ。

だが、私はこの夏が終わるとアメリカに留学に行くことになる。自分で決めたこととはいえ、グラスホッパーやピンクとグレーが見れないことなど、ここに書いた全てのジャンルを放棄しなければならなくなるのは大変辛い。そうであるからこそ、この夏は己のミーハーっぷりを呪いながらも精一杯、兼オタとしていろいろなことを楽しむ所存だ。

人生で一番忙しい夏が始まる。

*1:去年まではむしろ深夜のしゃべくりのみを録画していたくらい

*2:お笑いのライブスケジュールが発表されるのは大抵公演の2ヶ月前~。本番3日前にチケットが発売されたものもあった

「3月14日~時計」をド新規の岡本圭人担が聴いてみた

JUMPing CAR発売からもう一週間経つのですが、全く飽きることなく聴き続けています。

そんな私が今回書くのはこのアルバムに収録され、「岡本担さんの感想が知りたい」というツイートを多数見かけた「3月14日~時計」という山田涼介さんと岡本圭人さんのユニット曲についてです。

なぜこれがJUMP担さんの間で話題かというと、曲を通して圭人さんのソロがないからです。というか、ギター演奏とハモリのみで主旋律を全く歌っていません。私は発売前から圭人さんのソロを聴けるのを楽しみにしていました。今回のユニット曲は9人だとどうしてもパートが少なくなってしまうグループでの曲とは異なり、彼の柔らかくて心を突き動かすような歌声をじっくりと聴けるチャンスだと思っていたからです。なのでこれには大変驚きました。

とはいえ、特典の座談会やレコーディングでの様子からして、パート割は話し合って自発的に決めたように見受けられました。つまり、誰かに強制された訳ではないということです。それに曲がとても美しい。私はバラードが好きではないのですが、この曲は心にじんわりと広がる暖かさがあるなと思いました。

例えるならば、「カツカレーが食べられると思って楽しみにしていたらキーマカレーを出された。これはこれで美味しい」って感じですかね。

なので不満があるかといえばそういう訳ではありません。

それに、なんとなくですが圭人さんのことを面白くしてくれるような人(それがJUMPメンバーなのかそれとも番組のプロデューサーさんなのかはわかりませんが)がいつか現れるのではないかとぼんやりと思っているのです。

たぶんこれを実感したのはスクール革命で内村さんが「マセキに入らないか?」とスカウトした時だったと思います。あれを見て、圭人さんって組み合わせ次第で無限の可能性を持ってるんだなあと思いました。なので、私は圭人さんと誰かのものすごい化学反応がいつか起きるのを、楽しみにしていようと思うようになりました。

そしてそれを待っていられるくらい、今のJUMPには勢いがあると思っています。

おそらくこれが全く後のないくらいに切羽詰った状況だったら、私ももう少し気が立っていたでしょう。しかし今、毎朝目覚めれば何かしらの新しいニュースが飛び込んでくるぐらいにJUMP界隈は盛り上がっています。現に今日はMUSIC DAYでのジャニーズメドレーの組み合わせが発表され、24時間テレビの会見があり、そして彼らが初めて表紙を飾ったan・anが発売されました。ならば、少しくらい気楽にしていても罰は当たらないのではないでしょうか。これはド新規だからこそ言えることなのかもしれません。いつか月日が経って、この文章を読んだ時に自分がどう思うのかとても興味があります。

 

とまあここまで長々と、ド新規が偉そうなことを書いてしまいました。不快に思われた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。

それでも岡本圭人という人の歌声を、活躍を楽しみにしている人はここにいるんだよ。ここだけじゃなくて他にも沢山いるんだよということだけ最後にお伝えして、この文章を〆させて頂きます。

ミーハーな方に「JUMPing CAR」をお勧めしたい3つの理由

Hey!Say!JUMPの4枚目のアルバムが出たぞー!!!

という訳で早速「JUMPing CAR」について書いてみます。ただ私はまだ特典を見られていないので曲のレビューについてはひとまず置いておいて、今回は「Hey!Say!JUMPに興味あるけどアルバムを買っていない」という方、特にミーハーな方に向けてこのアルバムのオススメポイントを3つ挙げたいと思います。

 

1. シングル曲が豪華

なんといっても今回のアルバムに収録されているシングル曲が「ウィークエンダー」「明日のエール」そして「Chau♯」と名曲揃いです*1。特にウィークエンダーは金田一の主題歌でジャニーズ楽曲大賞を受賞した曲ですし、JUMPについてあまり知らない方も耳にしたことがあるのではないでしょうか。さらにすごいのが、これらの曲は一度シングルとして発売されているにも関わらずアルバムを通して聴いても全然飽きないということ。何度でも新鮮な興奮を与えてくれるのは、それだけ曲が魅力的ということだと思います。

また、初回限定版1にはせんせーションズが発表した「殺せんせーションズ」がHey!Say!JUMPバージョンとして収録されています。ただのリテイクだと侮っていると痛い目に合うのでもし可能でしたらぜひ聴いてみてください。

 

2. 楽曲が幅広い

面白いなと思ったのが、今回アルバムを購入された方が一番良かったものとして挙げている曲がバラバラだということ。ご本人も仰っていますが、アルバムに収録されている曲のふり幅がとんでもなく広いです。球種が全部違うのにちゃんとストライクゾーンに入るから不思議。ミーハーな私はまんまとやられました。どれも好きですが、特にお気に入りの3つについてミーハーポイントも併せてご紹介させてください。

「愛よ、僕を導いてゆけ」は嵐の「Believe」が好きな方は絶対好きになる曲。歌謡曲風で明るすぎず湿っぽくなりすぎない絶妙なさじ加減。大サビの「ついに君が僕にYESをくれなくても」を有岡大貴に充てた人にお歳暮を贈りたくなりました。

「Farewell」は特撮好きにはたまらない!平成仮面ライダーの主題歌になってもおかしくないです。例えるならばオーズとフォーゼの良いとこ取りといった感じ。

「Dangerous」 は僕はVampireに続くような曲。薮様にはいつかTanz der Vampire(ダンス・オブ・ヴァンパイア)の主演をして欲しいと思わずにはいられないです。

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この他にもDISCO JOCKEY!!!とかユニット曲とか、好きな曲は挙げだしたらキリがないので、また別で記事を書きたいと思います。ぜひとも自分のお気に入りを探してみてください。

 

3. 王道

先ほど述べたとおり、収録曲はとてもバリエーションに富んでいます。それでも一つのアルバムとして成立しているのは「王道」という雰囲気で統一されているから。ついついいろんなジャンルに手を出してみると、かえって王道の良さがわかるようになるというのはミーハーあるあるではないでしょうか。そしてこの「王道」を楽しめるのがHey!Say!JUMPの醍醐味です。

 

アルバムが気になってきたという方へ

ここまで長々と書きましたが、私の文章では伝えきれないほど楽しいアルバムになっています。今からでも遅くありません!通常版にはなんとメンバー紹介ソングが入っています。ぜひとも聴いてみて頂けると嬉しいです。

 

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*1:我 I need youも聴きたかったけど

「好き」が繋がるその瞬間

私事ですが先々週の金曜日、私がJUMPにハマったきっかけとなった黄帝心仙人さんにメッセージを送ってみました。

 

 

 

ありがたいことにご本人からリプライを頂きました。

そしてさらに嬉しいことに、Mステ放送の前後に「ウィークエンダーの振り付けって黄帝心仙人さんが担当したんんだ!」というツイートを多く見かけるようになりました。JUMP担の方だけでなく仙人さんのファンの方からも驚きの声があがっていましたし、中には私と同じようにバカソウルを見ていたという方もいらっしゃいました。

私はウィークエンダーという曲に出会えて本当に良かったなと思っています。この曲は私にJUMPの魅力を教えてくれただけでなく、異なるジャンルを好む方同士を繋げているからです。そして今年の24時間テレビのテーマが「つなぐ」だということも偶然ではあるけれど今回の事と重なっているような気がして、「好き」と「好き」が繋がることの面白さを改めて実感しました。

早いもので明日はJUMPing CARのフラゲ日。ウィークエンダーが収録されているこのアルバムを手に入れることができるのを、心待ちにしています。

 

 

 

 

 

 

嵐のワクワク学校に入学できなかったので『おっかけ!』を読み返してみた

Hey!Say!JUMPのファンになってから約5ヶ月。私は「現場デビュー」を切実に求めていた。そんな時に発表されたのが「嵐のワクワク学校」だ。JUMPのメンバーは生徒として参加するという。私は即座に入学を志望した。

心強かったのはワクワクの申し込み方法だ。ジャニーズ初心者である私はコンサートの申し込みをする際、振込用紙に大変戸惑った。だが今回はぴあだ。ぴあとは何年もの間お付き合いをしてきた。吉本のチケット販売サイト「チケットよしもと」が以前ぴあと提携していたからだ。兼オタのスキルが火を噴いた。私は現場デビューを確信していた。

ところがどっこい、一次も二次も制作開放席もすべて落ちてしまったのである。手元に残ったのは「先般お申し込みいただきましたチケットにつきまして、厳正なる抽選の結果、残念ながらチケットをご用意することができませんでした」というメールだけだった。

夢破れた私は本棚から「おっかけ!」を取り出した。

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『おっかけ!』とは、元バンギャル*1で現在はテニモン*2などをされている竹内佐千子先生が様々なジャンルのおっかけを取材した実録漫画であり、私はこの本が発売されるとすぐに購入していた。巻末に御茶ノ水男子*3へのインタビューが載っていたからだ。

私はこの漫画が二章にわたり嵐について取り上げていたことを思い出した。タイトルは「思い出ずっとずっと忘れないドーム仕事ができなくなっても」と「OKKAKE’S LIFE止まらない突き抜けた欲望を持っている」。

前章では魔王をきっかけに嵐にはまった竹内先生がコンサートの東京公演に申し込み、なぜか札幌公演に参戦することになった話が描かれている。

バンギャのときはとにかくライブが多いし激しいのが大変で

テニミュは人数が多いのが大変で

 嵐はとにかくチケットが取れない

私が 初めて読んだ時は「やっぱり嵐って人気なんやなあ」くらいにしか思っていなかった。嵐が人気なことくらい誰だって知っている。しかしワクワクに落ちた今、この言葉の意味を初めて理解した。嵐はとにかくチケットが取れない。

続く「OKKAKE'S LIFE~」では嵐ファン生活について語られていた。ちなみに私がジャニーズにはまる前から「○○担」「オリキ」「イッピ袋」などの言葉を知っていたのはこの章が原因だ。ゲストスピーカーとして登場していたのは、竹内先生のお知り合いである櫻井担の漫画家さん。竹内先生の周りには本当にキャラが濃い方が多く、『花より女子』というお友達についての本が出ているくらいだ。私はもちろんそれも購入済みであるのだが、内容が内容なため家族に見つからない場所に隠している。そういう訳で当然この櫻井担さんも凄く、改めて読み返してみると「私はこんな方々を相手にチケット戦争をしていたのか……」と、愕然とせずにはいられなかった。

確かに私はいろんなジャンルのオタクを何年もやっている。だから今まで沢山ライブに行っているしチケット業務にも慣れっこだ。だけどそれらと嵐では、動員数が桁違いだということをすっかり忘れていた。他のジャンルで積み重ねてきた経験など、嵐の前では何の役にも立たなかったのだ。

長々と大層な記事を書いてしまったが、要は「やっぱり嵐はすごかった」と言いたかっただけである。落選したのは残念だけど、みなさんのレポを読むだけでもニヤニヤが止まらないし、らじらーは面白かった。あとはワイドショーで公演の様子が流れることを楽しみにしようと思う。

入学される皆様がワクワクしたスクールライフを送れますように!

 

 

*1:V系バンドのファン

*2:ミュージカルテニスの王子様のファン

*3:東京吉本所属のコント師。元スーツアクターと元イラストレーターのコンビ。